猫ちゃんのための高品質なペットフードの選び方

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猫ちゃんのための高品質なペットフードの選び方

猫ちゃんのための高品質なペットフードの選び方

ワンちゃんとネコちゃんは以前から日本ではペットとして不動の人気を誇っています。近年のペットブームもあいまって、たくさんの会社がペットフードを開発、販売していますが、どれを選んだらよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。

 

もちろん、世界的に展開している会社は高品質なものを作っていることがほとんどですが、なるべく安く済ませたい、メーカーを限定したくないなど、Hill’Sやロイヤルカナンを選択肢に入れたくない場合もあるでしょう。そこで、成分などを見てある程度ネコちゃんに適しているものかどうかを選ぶポイントをご紹介します。

 

ただ、何か疾患をお持ちのネコちゃんはその疾患に適したごはんを病院で処方してもらう、紹介してもらうのをおすすめしますし、まわりに相談できるプロがいればその方に聞くのが一番です。

 

身体にやさしいものを、ということでご自分で手作りごはんを作ろうと考える方もいらっしゃるのですが、ネコちゃんの場合ワンちゃんと違い少し難しいです。ご存知の方も多いと思いますが、ネコちゃんには食べ物からとる栄養素としてタウリンというアミノ酸が絶対必要なものになります。”猫用フード”と記載されているものはほとんどがタウリンを添加してあるものです。

 

そのような事情から、安いからという理由でワンちゃん用のオーガニックフード、手作りごはんレシピのごはんなどを利用しようというのはいささか乱暴な考え方です。イヌとネコだと消化管の構造が異なるため、”犬用”に構成されているフードばかり食べていると便秘になったりと栄養不足以外の問題が出てきかねません。

 

タウリン不足により視力が落ちたり心臓病になりやすくなったりしますので、きちんと”猫用”のフードを与える、ということが一番重要なポイントです。

 

次に、ワンちゃんネコちゃん共通して良質の脂は重要です。タウリンと同じく、ワンちゃんとネコちゃんはオメガ3系脂肪酸とオメガ6系脂肪酸を自分で合成できないので、フードから摂取する必要があります。最近ヒトのほうでも人気のオメガ脂肪酸は、ペットフード分野でも注目されています。

 

特に皮膚が弱い子にとって良質の脂というものは、皮膚を強くする面でもワンちゃんでも共通してものすごく大事です。ネコちゃんはワンちゃんに比べ便秘にもなりやすいので、便を柔らかくするという目的でも脂は必要です。

 

一般的に腎機能がワンちゃんに比べ弱ってしまいやすいネコちゃんたちは、EPAやDHAによる腎臓の保護を期待してオメガ3系脂肪酸を摂取することも推奨されています。もちろん”脂肪”には変わりがないので、太りすぎや消化管疾患など脂肪を制限しなければならない子は脂が制限されたフードを食べるほうが良いですし、そこはご自宅のネコちゃんの体調に合わせて選択が必要です。

 

このオメガ脂肪酸が入っているかどうかの見分け方は、オメガ3脂肪酸が含まれている場合おそらく”魚油”のかたちで記載されている場合が多く、これは有名なEPAやDHAのことですね。オメガ6系脂肪酸は”大豆油”のかたちで入っていることが多いです。

 

ここで注意したいのが脂の酸化です。酸化したものというのは動物の身体にとってあまり良くないので、ペットフードを保存する際にはしっかりした密閉容器に入れてください。最近のフードは小分けになっていたりジッパーになっているため酸化しづらいことも多いのですが、極力空気に触れないように保存するのが酸化を防ぐポイントです。

 

お料理に使う料理油も、フタをあけっぱなしにしたりすると嫌な臭いがしてきますよね。あれが油の酸化です。

 

ネコちゃんは腎機能が弱りやすいことは上述しましたね。それに関連して、ネコちゃんは泌尿器疾患が非常に多いです。もともと砂漠の生き物なのでおしっこを濃縮して排泄する仕組みになっており、そのため負担がかかりやすいと言われています。そのため、ネコちゃんに対してはミネラルが過剰に入った食べ物はご法度です。

 

味の濃いものが好きなのでねこまんまが好きな子は多いのですが、塩はNaClの塊なのですので、なるべくならヒトの食べ物は与えないのが無難です。フードの袋に”泌尿器疾患に配慮した〜”のような文面が記載されている場合、NaやMg、Pがすこし制限されているものが多いです。ただ、ミネラルは子猫の成長に不可欠なので、幼少時は年齢に合わせたフードをあげてくださいね。

 

年齢に配慮してフードを選ぶのも重要です。子供はカロリーもミネラルも大人より必要なので1歳以下用のものを与えたり、逆に老齢の子は内臓機能が弱ってきているので消化が良くミネラル制限もされたものが適しています。前述した良質な脂肪酸は年をとってからなりやすい歯周病の予防にも有効だと言われていますので、年齢によってフードを変えていくのは健康維持のため必要です。

 

現在はペットブームにより一般食でも高品質なフードがたくさん販売されていますが、その子にとって高品質なものを選択することは飼い主さんとネコちゃんワンちゃんができるだけ長く一緒に暮らすために大切です。値段だけで判断せず、成分表示を見ることでより適したフードをみなさんが選択できる手助けになれば幸いです。

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